損害保険

生命保険に入ったはずなのに、間違って損害保険に入っていた!
病気で入院したのに給付金が出な~い!!ということにならないよう、損害保険と生命保険の違いを整理しておきましょう。

 

傷害保険と医療保険を混同していない?

商品名の下に小さく「傷害保険」と表記してあるはず!
傷害保険は自動車保険と同じ、損害保険の一種です。

新聞の宣伝広告などを見ていると、「ひと月たったの1,500円で5,000万円の死亡補償が得られます!」とか、 「月々たったの2,000円でご家族全員の補償を!」といった文字が目につきます。

「医療保険」と間違えないかなあ……と心配して見ているのですが、あれは、損害保険の「傷害保険」という種類の広告です。 医療保険の広告と並んで掲載されているため、誤解して加入してしまう方も実際にいらっしゃいます。

「傷害保険」は損害保険の商品ですから、偶然の事故や災害については、 広告どおりの安い保険料で高額の補償を得ることが できますが、病気で死亡・入院をしても、保険金や給付金を受け取ることはできないので注意が必要です。

間違って傷害保険に加入していることに気付かず、「2,000円で家族全員の死亡保障も医療保障も得られて、医療保険に加入している」 と思い込んでいる方にときどきお会いします。 ご本人は医療保障のつもりで加入されているので、冷や汗ものですが、 傷害保険では、病気の保障はまったく出ないことを忘れないでください。 広告には、小さい字で「傷害保険」と書いてあるので、注意して見るようにしてくださいね。

損害保険の種類として、ほかにも、海外旅行時の死亡やケガ、携行品の損害などを補償する【海外旅行保険】、 スポーツをしていてケガをした場合を補償するゴルファー保険、スキー・スノーボード保険などがあります。

 

第3分野の保険って?

最近は、生命保険会社、損害保険会社とも取り扱っている保険(医療、ガン、介護など)が注目を浴びていますが、 これらの身体の損害にかかわる保険を「第3分野」の保険と呼んでいます。2001年7月の第3分野の解禁以降、 損害保険会社からも新商品が続々と発売され、今では一般的ですが、初めて「日帰り入院」を発売したのも損害保険会社です。 損害保険会社独自のユニークな商品が多いのが特徴です。

<ポイント>
・生命保険は人の生死を対象とする「ヒト保険」
・損害保険は物の損害を対象とする「モノ保険」
・最近注目されているのは身体の損害を対象とする「第3分野の保険」

 

どんな損害保険が必要か?

自分で感じる不安や心配を洗い出してみましょう。

例えば、

・ クルマを買った・・・交通事故をおこしたら大変
・ 家を建てた・・・火事や台風・地震が心配
・ 犬を飼い始めた・・・病気になったり、人に噛み付いたりしたらどうしよう
・ 子供が自転車で通学する・・・交通事故に遭わないか
・ 子供が部活でサッカーを始めた・・・ケガをしないだろうか
・ 次の休みに海外旅行に行く・・・トラブルにあったらどうしよう
・ 趣味でカメラを始めた・・・高価なカメラを落として壊したら
・ 起業した・・・この会社にはどんなリスクがあるのか

などなど普段の生活に何か変化があったりしたときにこうしたことを少し考えてみてください。

必ずしも損害保険に加入しなければならないわけではありませんが、 もしも何かあった場合に保険以外(例えば預貯金)のことで対処(金銭的なことや事故処理のこと)が 難しいようであれば保険加入を検討する価値はあると思います。

 

どこで損害保険に加入するのがいいのか?

交通事故、火事や自然災害、犯罪、日常のケガやトラブル、損害賠償事故・・・ 私たちが被災者や被害者あるいは加害者になる可能性はいつでも誰にでもありえます。 最近は損害保険も「安さ」がキーワードになっている部分もあると思います。 例えば保険の販売ルートでも最近では自動車保険もダイレクト販売がシェアを上げています。

最終的には「時間をかけるのか」それとも「お金をかけるのか」の選択なのではないでしょうか。

例えばある地点まで移動しようとしたときに、飛行機に乗れば早く目的地に着きますがお金がかかります。 そこまでお金はないけど多少時間があるなら電車で移動するのがいいかもしれませんし、 お金はまったくないけど時間ならいくらでもあるという人なら歩いて移動するかもしれません。

こうしたことと同じ話で、例えば保険の専門家にお金を支払って(時間はかからないがお金がかかる)加入するのか、 自分で勉強して(お金はかからないが時間がかかる)保険に加入するのかということです。 結局はどちらも違いはないと思いますが、ものの見方や考え方によって選択肢は違ってくるでしょう。

加害者がいるからといって必ずその人が損害賠償できるとは限りません。 例えば保険に入っていないかもしれませんし、多額の損害賠償するだけの経済力を持っていないかもしれません。

裁判で収入を差し押さえても損害賠償額が大きい場合には何年もかかるでしょうから被害者も苦労します。 決して泣き寝入りしろと言っているわけではありませんが、現実的にありえない話ではないのです。

「自分の身は自分で守る」。こうしたことを頭の片隅に置きながら損害保険を選ぶときの参考にしてみてください。

 

以上を踏まえた上で、【必要保障額】の算出が不可欠です。
一概に幾らとは限らず、加入者の状況により必要保障額は異なるので、しっかりとしたコンサルティングが必要かと思います。

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